12th TFS (1977--1979) finchips color=yellow
67-505 1978 66-641 1977 67-709 1978 68-815 1979 21
67-524 1978 67-641 1979 50-782 1978 68-817 ←44tfs1978
67-549 1978 67-642 1979
67-556 m1978 67-659 1979
67-561 ←25tfs 50-666 1979
67-570 1978 67-679 1978
67-668 1979
67-681 1979
65-685 1977
67-693 ←44tfs 1978
67-698 1978
25th TFS 1977--1979) finchips color=green
60-268 1978 60-459 1978 67-527 1977 67-625 ←12tfs 1978 66-700 1977 68-808 1977 22
60-269 ←44tfs 1978 67-461 1978 67-538 1977 67-658 1978 66-721 1979 68-823 1978
60-271 1978 67-486 m1978 67-666 ←12tfs 1978 67-721 1979
66-271 1978 67-673 1978 729
67-683 1978 65-767 1979
67-688 1978
68-693 1978
44th TFS (1977--1979) finchips color=blue
60-239 1979 67-459 1977 67-537 1979 68-705 ←12tfs 1978 15
60-240 1978 67-463 1979 66-538 1979 50-783 1978
66-242 1978 67-468 1979 67-596 ←12tfs 1978 50-785 1978
60-267 1978 50-796 1979
50-798 1979
67th TFS (1977--1979) finchips color=red
63-415 1978 37-508 1978 63-623 1978 40-748 1977 64-840 1978 21
37-423 1978 37-543 1977 40-661 1978 40-757 1978 64-913 1978
37-433 1978 37-574 40-672 1978 40-791 m1978
37-437 1978 40-675 1978 64-780 m1978
37-447 1978
37-470 1978
37-474 1978
37-478 1978
Unknown Squadron (18th TFW)
67-618 1978 743 1977 5
67-677 44?1978
67-684 44?1978
68-689 44? 1977
15th TRS(1977--1979) finchips color=yellow&back checker
60-402 1977 548 1979 22
60-416 1977 80-549 1977
60-428 1978 80-552 1978
60-429 1979 68-574 1978
60-435 1978 80-581 1978
60-438 1978 80-582 1979
60-440 1977yokota 68-583 1979
70-443 68-585 1978
60-446 1979yokota 80-592 1979
66-448 1977yokota 80-593 1978
70-448 1978
70-468 1978
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1970年代の後半、沖縄嘉手納基地の18th TFWのF-4C/D部隊最盛期には、偵察部隊も含め5個飛行隊が存在した。5個飛行隊となれば、1個飛行隊定数18機×5+予備機も含め優に100機を超えるファントムが居たことになる。航空自衛隊が購入したF-4EJ/RF-4Eを合わせても160機足らずであったから、如何に凄い機数かがお分かりになると思う。嘉手納基地は、当時ベトナム戦後の東アジアの要石!! 最も重要な戦略拠点だったのだ。ここにはSACのKC-135Aなども同居しており、マックピーク空軍参謀長のコンポジット・ウィング構想が実現する前から実体上の既に"WG"になっていたと言っても過言ではない。

1977年当時の嘉手納のF-4部隊

          第12戦術戦闘機飛行隊 12th TFS ”Dirty Dozen”    F-4D  
          第25戦術戦闘機飛行隊 25th TFS ”Assam Dragons”  F-4D
          第44戦術戦闘機飛行隊 44th TFS ”Vampires”      F-4D
          第67戦術戦闘機飛行隊 67th TFS ”Fighting Cocks”   F-4C
          第15戦術偵察機飛行隊 15th TRS ”Cotton Pickers”   RF-4C
↑ フィンチップが黄色の為、白黒フィルムでも所属部隊が直ぐ判別できた12th TFS。1978年半ばからインテーク横の部隊インシグニアは小型化された。同隊は1980年以降F-15Cに更新され1999年まで嘉手納にいたが、F-15C/D飛行隊が2個に削減された際にアラスカのエルメンドルに移動している。
18TFW
The Period of F-4C/D & RF-4C
Insignia of 18th TFW
↑ 偵察型のファントムを運用していた15th TRS。1967年から嘉手納基地をベースに極東地域で活躍した飛行隊で1989年まで嘉手納で運用され、その後朝鮮半島のティグ空軍基地へ移動した。
F-4C/DのエンジンJ-79-GE-15は、ご覧のように真っ黒な排気煙を出す為 実に迫力があった。しかし 20km先(目の良い人は30km)からでも 容易に視認出来た事から 敵にも発見されやすく 後に排煙を押さえる改良措置がとられている。
↑ 上の5個のイラストは、18th TFW傘下の5個飛行隊の所属機の特徴的なマーキングを並べてみたが、右側面図としたのは、飛行隊の区別が付き易いインシグニアが書かれていた側である為。塗装は部隊徽(インシグニア)が小型化された1978年後半の時期のものに統一して再現したものである。
↑ F-4戦闘機部隊で唯一C型を使って、対レーダーサイト/SAMの攻撃破壊を任務としていた67th TFS。44th TFS同様 1971年からF-15C/Dが引退する2023年まで半世紀以上に渡り、嘉手納基地で活躍した。フィンチップは、闘鶏の鶏冠をイメージする赤。
↑ ベトナム戦でも数々の戦歴を残した25th TFSは、1977年に嘉手納に移動し18th TFWで一番新しいF-4部隊となったが、F-15C/DではなくA-10Aに更新されて1981年から朝鮮半島のスーウォンに移動した尾翼のチップはグリーン色。。
↑ 1971年からF-15C/Dが引退する2023年まで半世紀に渡り、嘉手納の空に君臨した44th TFS(FS)。フィンチップは、暗い青色、吸血鬼の部隊名を持つ。

↓ 下のエクセル表は、1977年から1979年の3年間に4回ばかりの嘉手納撮影行の中で、第18戦術戦闘航空団所属のF-4C/D/RF-4Cの”テール・ナンバー”を整理してみたものである。テールコード”ZZ"の下の書かれた5ケタのナンバーは、シリアルナンバーの一部であるが、年代によって書き方が異なる場合があり、ナンバーによっては重複してカウントしている可能性もある。また 機体の入替などもあることから大凡の数字になるが、同航空団で合計で100機を超えたF-4ファントムが存在したであろうことは、確かのようである。あくまで参考までにご覧いただければと思う。西暦の欄は最終確認年である。
 なお、表は、写真との照合上、シリアルナンバー順ではなく ”尾翼に描かれた下三桁の数字”をベースに並べている事をご承知おき頂きたい。因みに尾翼の表記が、”67-693”は、F-4D/66-7693、”68-693”は、F-4D/66-8693を示す。